懐中時計とは
懐中時計とは、バッグや上着のポケットなどに入れて持ち歩く携帯用の小型の時計です。
懐中時計にはさまざまなタイプがあり、実用的でシンプルなものや、宝石をあしらった華やかなデザインのものなどもあります。
一般的な懐中時計の外側の材質としては、ステンレスや真鍮といった金属製のものがよく見られますが、金製や銀製などの貴金属を贅沢に使った懐中時計や、芸術的な彫刻が施されている懐中時計などもあり、熱心な「懐中時計コレクター」も存在しています。
多くの場合、懐中時計の文字盤は機械式で、金属製の鎖やひもがつけられるようになっています。
懐中時計はほかの荷物と一緒にバッグの中に入れることも多いため、持ち運びの際に傷を付けることがないように、文字盤をすっぽり覆う蓋がつけられているものが多いのも特徴といえるでしょう。
懐中時計は、最近では実際に使用されることが少なくなってきているようですが、病院では、看護師がナースウォッチとして使っているのを見かけることがあります。
職業上、腕時計では何かと不都合が多いため、ナースウォッチを白衣の胸ポケットなどに留めて使用することが多いようです。
ポケットに留めた時計をそのまま読むことができるように、ナースウォッチは普通の懐中時計と違い、文字盤の上下が逆になっています。
鉄道でも懐中時計は使われています。
鉄道会社が乗務員などに支給する懐中時計は「鉄道時計」と呼ばれ、懐中時計の一つのジャンルになっています。