大腸検査とは
大腸検査は、今もっとも日本人が受けなければならないだろうといわれている検査で、注目されている検査でもあります。
大腸検査とは、注腸造影検査と呼ばれる大腸のバリウム検査と、大腸内視鏡検査の2つに分けられます。
注腸造影検査とは、大腸造影とも呼ばれ、バリウムと空気を肛門から直腸・S状結腸・上行結腸へと逆行して送り込み、様々な体位で、X線撮影する検査のことです。
バリウムを使ってレントゲンで撮影することにより、必要な部位の粘膜の繊細な映像を得ることが出来ます。
その映像を詳しく読み取ることで、診断を下していきます。
一方、大腸内視鏡検査とは、肛門から超小型の内視鏡(高感度カメラ)を入れて、大腸を観察する精密な検査方法です。
前日か、前々日から腸の中をきれいにするための前処置が必要になりますが、検査自体は痛みもほとんどなく、10分程度の短時間で終わります。
大腸内視鏡検査は、経験豊富な熟練の専門医が行うので安心です。
大腸検査が注目されるようになったのは、近年大腸がんにかかる人が急に増えてきたからだといわれています。
日本人に一番多い胃がんは徐々に減少傾向にありますが、大腸がんで死亡する人が急激に増加してきました。
しかし、大腸がんはポリ-プのうちに発見し、内視鏡で切除治療することで完全に治りますし、がんへの進行を予防することが出来ることが知られています。
現在の健診では、腸検査項目は便潜血検査だけです。
この検査で進行がんは発見できるのですが、すべての大腸ポリ-プをこの検査で発見することは非常に困難です。
したがって検診を受ける以外に、個人的にでも大腸の精密検査を受けることが必要だと思います。