尿検査とは

尿検査とは、例えば健康診断や体の不調などで病院を受診した時に尿検査用の紙コップに、指示された量の尿を採って尿検査の項目にしたがって検査することです。

尿は、排泄物なので一般的には汚いというイメージだけで捉えてしまうことも多いのですが、尿検査は医学的には人間の体の状態を知る手がかりとして、大いに役立つものです。

尿を検査することで何が分かるかといいますと、主に腎臓の働きを中心とする循環器の状態から、体の状態を把握することが出来ます。
腎臓は、血液によって全身の組織から運ばれてきた体にとって不要なものを、余分な水分とともに、尿として体外に排泄します。

腎臓で作られた尿は、尿管を通って膀胱へと入り、一定量の尿がたまると尿道を経て体外に排出されます。
しかし、腎臓をはじめ、体のどこかに異常があると、尿がが排泄されない、あるいは、排泄されてはならないものが尿に混じったりするようになります。

そのため、尿を調べることで、体の異常を知ることが出来るわけです。
つまり、体の状態を知るために尿の中の成分や性質、量などを調べるのが尿検査なのです。

尿検査の際の注意点として、2点だけあげておきます。
まず、1つ目は尿を採取するときの注意点です。
尿を採取するときは、排尿途中のものを採るように指示されると思います。
途中で1度排尿を止めて、再び排尿をするときに尿を採取するのです。
これを中間尿といいますが、尿検査には中間尿の採取が最も理想的と言えます。

排尿の最初から尿を採取してしまいますと、尿道口などに常在している雑菌が混じってくることがあるからです。
尿そのものは、無菌なので、尿検査に必要な尿の中に雑菌が入ってしまうと、誤診につながることも無いとはいえません。
尿検査の場合には中間尿を採るようにしましょう。

2点目は、生理中の尿検査についてです。
女性の方で生理中に尿検査をしなければならなくなった場合には、尿に血液が混じることになります。尿検査の前に必ず生理中であることを告げておきましょう。

 

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