血液検査とalp

血液検査の項目の中に「alp」というものがあります。
「ALP」とは、アルカリフォスファターゼといって、一般健康診断の血液検査でも調べる体内の酵素のことです。
そもそも、フォスファターゼ(phosphatase)という酵素は、細かく分けると何種類もあり、身体中の組織に正常に存在しているとされています。

アルカリフォスファターゼについて、さらに詳しく説明しすると、ALPは、有機リン酸化合物を分解する酵素のことをいいます。
この酵素は、体のほとんどの臓器や組織に含まれています。
特に、胆道などの上皮細胞(毛細胆管)の細胞に多く含まれており、この上皮細胞が炎症・胆汁の流出低下などで破壊されてしまうと、alpの血中濃度が上昇します。

つまり、血中のアルカリフォスファターゼの値を調べるということは、肝臓や胆道の変化がないかどうか検査しているということになります。
ただし、alpは体内のあらゆるところに存在しているので、ALP値だけで異常の種類を特定することは出来ません。
そのため、GOTやGPTなど他の血液検査も同時に行い、総合的に判断します。
ちなみに、ALPは、最も活動しやすいpHが10付近のアルカリ側にあることから、アルカリホスファターゼという名前が付けられました。

 

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