月経前症候群とは
月経前症候群とは、英語名Premenstrual Syndromeから略してPMSとも呼ばれ、「通常、月経の2週間ないし1週間位前からおこり、月経開始とともに消失する、周期性のある一連の身体的、および精神的症状を示す症候群(いろいろな症状の集まり)」と定義されています。
簡単に説明すると、月経前に体や気持ちの調子が悪くなり様々な症状が現れますが、月経が始めると共に自然に症状が軽くなっていくことを月経前症候群といいます。
この月経前症候群の身体的症状の代表的なものには、下腹痛、頭痛、腰痛、体重増加、めまい、悪心や動機などが挙げられます。
精神的症状は、憂鬱、緊張、判断力低下、無気力、不眠、涙もろい、などの症状があります。
そして今挙げたようなそれぞれの症状が複合的に出ることがほとんどです。
月経前症候群が起こる原因はまだ明確になっていません。
排卵後の卵巣から排出される黄体ホルモンという女性ホルモンが原因の説、脳で分泌されるモルヒネ的作用のあるβーエンドルフィンが月経前に低下することからうつ状態になるという説、脳内に神経刺激を伝達するセロトニンという物質が月経前に低下することからマイナスの精神状態になると言う説、など様々あります。
月経前症候群になると本人が辛いのはもちろんのこと、ネガティブな精神状態から周囲に当り散らしたり集中力が低下し仕事などでミスが増えたり、周囲にも影響を与えることも多くなります。
女性は自分の月経周期を把握し、月経前症候群を自覚することが必要です。
おかしいなと思ったらカフェインを控える、適度な運動をする、気分転換を心掛けるなどし、月経前症候群を上手に乗り切る工夫をすることが大切です。
そして症状の重い方は産婦人科医師に相談するほうがいいでしょう。