ベーチェット病とは
ベーチェット病とは、1937年、トルコ・イスタンブール大学皮膚科の教授Hulsi Behcetが初めて発見、というよりは発表した病気のことです。
そのため教授の名前を取りそのままベーチェット病(Behcet's disease)と名付けられました。
このベーチェット病の主な症状としては以下のものがあげられます。
口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍、皮膚症状、外陰部潰瘍、眼症状、関節炎、血管病変、消化器病変、神経病変、副睾丸炎など。このように身体の各部さまざまに、それも決して軽くは無い症状が現われます。
ベーチェット病の主な原因は、実は現在でもハッキリとはわかっていません。
最新科学や、この70年来に及ぶ医学者達の研究にも関わらず、ベーチェット病の原因は、「工業汚染物質か何かのウイルス、あるいは遺伝子的な異常で白血球が侵されている」程度にしかわかっていないのです。
このベーチェット病は、発症者は女性よりも男性に多く、また重傷者も男性の方に多いですが、女性でもいないわけではありません。
二十代後半から、三十代の終わりにかけてがこの病気の発症時期です。
それまでなんら結構だった人が、突然発症してしまうことも間々あります。
ベーチェット病は、世界でも特に日本人に多く、その他では、韓国、中国や地中海沿岸部などに多く見られます。
日本では特に北海道や東北に多いのですが、その理由もやはりわかっていません。現在2万に近い発症者の報告があります。ベーチェット病は、原因が不明なため、事前の予防も事後の治療も難しく、難病のひとつに数えられています。