脳の病気
頭痛がすると脳の病気じゃないか?
そのように考えた事がありませんか?
日常生活の中で、例えば悩みがある時に「頭が痛い」とか、腹が立つことがあれば「頭にきた」などと表現されます。
頭痛は私たちにとって身近で誰しもが一度は経験した事があると思います。
風邪や二日酔いなどでも頭痛を起こしますが、何気ない頭痛の中にも時として脳の重大な病気が影に潜んでいる事があります。
脳の病気の代表的なものをあげてみると、
例えば、脳血管障害では、くも膜下出血 ・未破裂脳動脈瘤 ・もやもや病 ・脳梗塞 ・頸部頸動脈狭窄症、
脳腫瘍では転移性脳腫瘍 ・髄芽腫 ・神経膠腫・下垂体腺腫・頭蓋咽頭腫・頭蓋内胚細胞性腫瘍
・髄膜腫 ・中枢神経系原発悪性リンパ腫 ・聴神経腫瘍、
頭部外傷では、急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫・慢性硬膜下血腫、
機能性疾患では、てんかん・パーキンソン病・三叉神経痛・顔面痙攣、などがあげられます。
そのどれもが決して珍しい病気ではなく、いつ私達の身に降り掛かってくるとも限らないびょうきです。
決して脳の病気は、特別ではないということです。
それでは頭痛とは一体どこからくるのでしょうか。
脳の外側には、痛みに敏感な部分があり、そこから受けた痛み刺激が大脳皮質に伝えられて初めて私達は頭痛を感じるのです。
ここで覚えておいていただきたいのは、脳自体には、痛みを感じる感覚は全くないということです。
しかし脳腫瘍や脳内出血には脳内部の病気なのに痛みを感じます。なぜでしょうか?
それは、腫瘍や出血によって脳の外側に痛みを感じる組織が加圧されるからなのです。